
ダイエットをはじめてみるものの、なかなか結果が出ずあきらめてしまうという方も多いのではないでしょうか。
とくに一般的なダイエットでは、無理な制限など過度に負荷をかけすぎてしまいリバウンドしてしまったりすることがありますよね。
そこで、本記事ではダイエットがうまくいかない具体的な原因と食欲抑制をするための食べ物や飲み物を紹介していきます。
ぜひ本記事を参考に効果的な食欲抑制を実践してみてください。
あなたも当てはまる?ダイエットを失敗する原因とは
ダイエットが失敗する原因は、その人の体質や食生活などに大きく左右されます。
なので、まず自分自身がどのような生活や環境に身を置いているか確かめてみましょう。
当てはまっている数が多いほど、ダイエットに失敗しやすい状態ですので少しずつ改善していく必要があります。
太りやすい食生活をしている
ダイエットが失敗しやすいときは、まず食生活を見直すところからはじめてみましょう。
とくにカロリーの高い油脂類の食べ物や炭水化物の摂りすぎは避けたほうがいいです。
というのも炭水化物を多く含む食べ物を摂取すると、体内でブドウ糖が生成されます。
その後、血糖値が急激に上がってしまいインスリンという物質が大量に分泌され、ブドウ糖が脂肪として蓄積されてしまうということです。
ちなみに炭水化物が多く含まれている食べ物は、ごはん・パン・麺類や砂糖を大量に使っているお菓子類などが当てはまります。
もし普段から上記のような炭水化物を多く含んでいる食べ物を摂取しているようなら、意識的に控えてみましょう。
ストレスを溜めすぎている
食生活以外にも人間関係や仕事などでストレスを溜めすぎてしまうと、ダイエットに失敗しやすくなります。
理由は、ストレスを溜めてしまうと過食をしてしまったりするからです。
たとえば、日常生活や職場で蓄積されたストレスや極端な食事制限など無理なダイエットをすることによるストレスでも過食につながってしまいます。
なので、健康的にダイエットを継続するためには日常生活におけるストレスを溜め込まない工夫をする必要があるでしょう。
無理な運動をしている
「ダイエット=運動する」と捉えてしまっている人は、無意識に無理な運動をしてしまっている可能性があります。
というのも、自分の体にあった運動量を守らず無理な運動をすることで、逆にダイエットを継続しにくくなってしまうからです。
従来までは大きな負荷をかけながら長時間運動することが、ダイエットにとって効果があると言われてきましたが、最近では「激しすぎる運動は、逆に脂肪を燃焼しにくくなる」ということがわかっています。
そのため、ダイエットのために運動を取り入れる場合は激しすぎない程度の運動に調整しておくと、効率よく脂肪を燃焼することができるでしょう。
無理なく効果的に!食欲抑制できる食べ物と飲み物
ダイエットが失敗する原因がわかったところで、無理なく効果的に食欲抑制のできる食べ物や飲み物をご紹介していきます。
とくに身近にあるものだけを厳選していますので、ぜひ参考にしてみてください。
グレープフルーツ
グレープフルーツには、満腹中枢を刺激する成分が含まれており少しの食事でも満腹感を得ることができます。
さらにグレープフルーツの香り成分は、体内の交感神経を活性化させるはたらきがあり、脂肪燃焼を促す効果があるのです。
また、満腹感を得られるだけでなく以下のようにさまざまな効果があります。
・整腸効果
・低カロリーおよび低糖
・新陳代謝アップ
・デトックス効果
・抗ストレス作用
・美肌および抗酸化効果
このようにグレープフルーツには、脂肪燃焼や食欲抑制だけでなく非常に多くの効果を得ることができるのです。
糖質の低い食べ物
とくにダイエットをするときは、血糖値の上昇を抑えることが大事です。
ですが、糖質の高い食べ物を摂取してしまうと血糖値が上昇してしまい脂肪を蓄積してしまいます。
なので、できるだけ糖質の低い食べ物を摂取し、血糖値の上昇を緩やかにすることで食欲を抑制することができるのです。
たとえば、食事をするときにごはんなどの炭水化物から食べるのではなく、野菜から食べるようにすると血糖値の上昇を抑えることができるでしょう。
ただし、血糖値を上昇させないことを意識しすぎて、まったく糖分を摂らないようにしてしまうと逆に低血糖になってしまうので注意が必要です。
なので、いきなり糖質をゼロにするのではなく、食事は野菜から食べるようにするなどできるところから実践してみましょう。
スムージー
ダイエットの定番として有名なスムージーも食欲抑制としては、とても効果的です。
というのも、スムージーは通常では摂取できない量の食べ物を液体状にすることで、ヘルシーかつ腹持ちが良いので食欲抑制にはぴったりでしょう。
また、スムージーにすることで外出先にも持っていくことができるので、ヘルシーな食生活を習慣化させるためにも非常に有効だと言えますね。
どうしてもお腹が空いたら「低脂質でタンパク質」の食べ物を摂る
これまでご紹介した食欲抑制に効果的な食べ物を食べていても、お腹が空いてたくさん食べたくなると思います。
そんなときは「低脂質のタンパク質」を摂取するといいでしょう。
たとえば、低脂質で高タンパク質の代表的な食べ物は「鶏肉」です。
なので、どうしてもお腹が空いてしまった場合は鶏肉などを選んで食べことをおすすめします。
食欲抑制以外にこれもするべき!
ただ、ここで「食欲抑制をすればダイエットは成功するの?」という疑問が浮かぶと思います。
ここでは、ダイエットを成功させるための食欲抑制以外に実践すべきことをご紹介しましょう。
理想の姿をイメージする
ダイエットには、ご自身の意志とイメージが重要になります。
というのも、なんとなくダイエットを続けていてもゴールが見えないマラソンのようになってしまうので、必ず自分が思い描く理想のイメージを設定しましょう。
とくに自分の理想とする姿をイメージしておくことで、モチベーションにつなげることも可能です。
無理のない運動を取り入れる
先ほども少し述べましたが、過度でなければ運動はダイエットにとって効果的です。
なので、毎日15分や20分など体にそこまで負担にならない程度で運動も取り入れましょう。
ちなみに運動の種類としては、ウォーキングなどの有酸素運動をすると脂肪を燃焼しやすくなりますのでおすすめです。
習慣的に痩せるツボを押す
意外かもしれませんがダイエット効果があるマッサージをすることもとても有効です。
たとえば、耳つぼの「神門(しんもん)」や「飢点(きてん)」などを習慣的にマッサージするのもいいでしょう。
このように耳など体の一部分であれば、少し意識できればダイエット効果を最大限に引き出すことができます。
まとめ
今回は、ダイエットが失敗してしまう原因から食欲抑制をするための方法を解説しました。
ダイエットにおいて1番重要なのは、体にとって無理な状態でダイエットを行わないことです。
無理をしてしまうと健康にも支障きたす場合もありますので注意しましょう。
なので、ぜひ本記事で紹介した食欲抑制を促す食べ物や食欲抑制以外にもするべきことを実践してみてくださいね。