生理周期と「痩せ期」の関係!身体の周期に合わせてダイエットしよう

生理周期と「痩せ期」の関係!身体の周期に合わせてダイエットしよう

「痩せたいけど体重が全く落ちない時期がある・・・、そればかりか体重が増えていく時期があってしまう」なんて悩んでいる女性は多いでしょう。実は女性がダイエットをするには1ヶ月の周期を把握しておかなくてはいけないのです。

そこで今回の記事では、生理周期と「痩せ期」の関係についてご紹介していきます。

1ヶ月の中で「痩せ期」とはいつのことでしょうか。ぜひ参考にしてダイエットに役立ててみてくださいね!

 

ダイエットと女性ホルモンの関係

 

女性の「女性ホルモン」というのには、女らしい丸みを帯びた体であったり、妊娠をするための生理というものを促す大切な役割があります。

この「女性ホルモン」というのは、ダイエットを大きく関係しているといわれており、ホルモンのことを知っておくのは痩せるための近道だといえます。

 

女性ホルモンは2種類あります。1つは女性らしさを促す”卵胞ホルモン”「エストロゲン」。そしてもう1つは、妊娠した際に妊娠を助ける”黄体ホルモン”「プロゲステロン」です。

1ヶ月の周期の中で、エストロゲンとプロゲステロンが分泌されている期間がありますが、エストロゲンが多く分泌されている時期が体調も良く、ダイエットには絶好調の時期だといえます。

また、効果も出やすい時期です。 

 

逆に、プロゲステロンが多く分泌されている期間というのは、体がだるく気持ちも不安定。

そしてムクミなども気になる時期で何となくしんどい時期です。また、大腸のぜん動運動の働きもにぶり、便秘になりがちです。この期間はダイエットをしても効果が出ないといわれています。

 

ダイエットをする時期はエストロゲンが多く分泌されているときにしましょう。

 

生理何日目が痩せ期なの?日数ごとのダイエットポイント

ダイエットの効果が出やすい「エストロゲンが多く分泌されている時期」は、生理周期によってわかります。

生理開始日を1日目と考えて、次の生理までの期間を4つに分けてみましょう。ちょうど生理が終わるくらいの日から排卵にあたる1週間強ほどがエストロゲンが多いときになります。

生理周期を知ることは、自分の体調管理に役立てられます。では、具体的にそれぞれの周期をみていきましょう。 

 

お休み期:生理中

 

生理開始日から生理が終わる7日間はダイエット休止期間になります。
生理中は身体の調子が悪いので、コンディションを整える方が大切です。

この時期は減量を目指すのではなく、体重をキープしましょう。
しかし、休止期間といって食事を摂りすぎてしまうと、体重が増えてしまいます。

生理中は無理なく、ダイエットのことを意識するくらいにしましょう。
生理中は、鉄分を摂り、体を温め、バランス良い食事を心がけましょう。

 

痩せ期:生理後1週間(7日目〜13日目)

 

生理が終わるといよいよダイエットのスタートです。生理後はエストロゲンの分泌が増え、身体も心も調子がよくなります

また、新陳代謝もよくなり食欲もおさえられます。この時期は生理前に、プロゲステロンの影響で身体に溜め込んでしまった水分が排出されるので、むくみが取れ、スッキリする時期です。

 

エストロゲンが分泌され、1ヶ月の中で1番身体の調子が良い時期にダイエットをしましょう。もっとも痩せやすく、この時期に真剣にダイエットをすれば嬉しい結果も期待できます。

また、この時期には積極的に身体を動かしましょう。特にジョギングやウォーキングなどの有酸素運動をすると、脂肪が燃焼し効果がすぐ表れやすいでしょう。

 

この期間は、お肌のつやもよくなり気分も明るく幸せな時期です。

また、代謝が良い時期なので、ダイエットには最適な時期です。生理前から生理中は、水分が身体に溜まり、血液の循環も悪くなっているので、生理後にストレッチをすると基礎代謝が上がります。

 

筋トレなども効果的ですが、脂肪燃焼をするなら有酸素運動がおすすめです。

生理後の痩せ期にしっかりと運動をし、脂肪燃焼を目指しましょう。運動をすることで、さらに心も穏やかになり、これから訪れる不安定な時期を乗り越えることができます。

この時期は食べても体重はあまり増えません。だからといって、高カロリーなものばかり食べると、後に体重の増加が起きてしまいます。和食をベースにした食生活を心がけましょう。

 

定着期:排卵後(13日目〜16日目)

 

生理後の1週間後が排卵の時期です。(こちらは個人差があります。)排卵後から1週間は定着期といわれています。

痩せ期に落とした体重や脂肪をリバウンドさせないように定着させていく時期となっています。この時期は無理に運動を詰め込むのではなく、軽いストレッチやウォーキングなどをし、身体を適度に動かしましょう。

食生活においては、バランスの良いものを摂る、なかでも発酵食品を積極的に摂りましょう。


 

停滞期:生理前(17日目〜28日目)

 

生理前の1週間は停滞期です。身体がむくみ、便秘が起こりやすくなります。体に水分や脂肪を溜め込み、蓄積する時期です。

停滞期というのは、体重を落とそうと思っても逆に1kg前後増えてしまうことが多いでしょう。体に溜まったものを排出できるような食材を積極的に摂りましょう。

体重が多少増えてしまったとしても、それは水分によるもので、生理の時期が終わると減ります。この時期は体重が増えたからといって、イライラせず、痩せにくい時期だと考えている方が良いでしょう。

ミネラルや食物繊維を積極的にとり、マッサージを行ったり湯船にゆったりと浸かるなど、むくみをとるのに努めましょう。

 

ダイエットは無理をしすぎないことが大切

無理な食事制限をするなど、間違えたダイエットをすると健康に支障をきたす場合があります。

ダイエットについて正しい知識を知っておくことが大切です。
ダイエットは短期間で効果を狙うのではなく、長期的に考えると無理なく取り組めるでしょう。

 

過度なダイエットは生理不順を引き起こす

 

成熟期の女性の生理は、生理開始前の2週間の高温期が続き、その後体温が低下し、低温期に突入し、生理が始まります。

しかし、忙しい日々が続いたり、ストレスが溜まっていると、排卵日が遅れたり、排卵が起こらない無排卵性月経が起こるなど、生理周期の乱れが生じます。

妊娠をしていないのに、生理周期が乱れたり来なくなる原因は、ダイエットや食生活の乱れが考えられます

1ヶ月の中で3kg増減があれば危険がともないます。体重の増減が多いと、生理周期が乱れてしまいます。
体重の増減だけでなく、ストレスも生理が乱れる原因となります。

昨今、人間関係によるストレスが原因で生理が乱れることが増えてきています。また過度な運動や不規則な生活も原因です。ダイエットをしすぎてしまうと、女性ホルモンがうまく分泌できず、生理不順が起こってしまうことがあります。

最近、生理がきていない、生理が2週間以上も遅れているなどの違和感を感じたらすぐに診察を受けましょう。

 

ストレスを溜めすぎない

 

ストレスを溜めすぎないこともダイエットをする上で大切です。

ストレスが溜まったら「お菓子を食べてはいけない」と思わず、少しだけ甘いものを摂りましょう。過剰に摂りすぎなかったら全く問題ありません。また、趣味やスポーツ、など食べること以外のストレスの発散法が検討すると良いでしょう。

 

「痩せ期」におすすめのトレーニング3選

 

痩せ期にはどのようなストレッチやトレーニングをすれば効果があるかと考える方は多いでしょう。

ここでは、おすすめのトレーニング3選を紹介します。

 

タックアップ

 

水着もバッチリなくびれウエストを作る「タックアップ」についてご紹介します。

まず、バンザイした状態であお向けになります。そして、上半身とひざをできるだけ近づけます。
この時おおなかに力を入れて手と脚を同時に持ち上げ、上半身とひざを限界まで近づけてキープします。

最後に足を少し浮かした状態であお向けになります。
バンザイあお向けに戻りますが、足は床に付けずに少し浮かした状態にしましょう。
これを12回ほど繰り返します。

 

ドンキーキック

 

ドンキーキックはお尻が鍛えられるといわれています。
お尻周りの脂肪燃焼効果が期待できます。

また、大殿筋だけでなく太ももの裏側(ハムストリングス)も鍛えることができるため、お尻と太ももが引き締まり、メリハリのあるヒップラインをつくる効果も期待できます。

 

まずは四つん這いの姿勢になります。
そして、右ひざをほぼ直角に保ったまま、右足の足裏で天井を蹴るように上げていきましょう

次に太ももが床と平行もしくは平行以上まで上げたら、ゆっくりと下ろしていきましょう。

右のひざが床につくギリギリの手前まで戻しましょう。

左足も同様に行います。この動作を左右15回ずつ3セット行いましょう。

 

プランクキックバック

 

体幹を鍛えられる種目でありながら大殿筋、ハムストリングスを鍛えられるトレーニングなのが、プランク・キックバックです。
四つん這いの状態から、プランクの状態をキープし、脚を上げ収縮させることで、お尻の筋肉、太ももの裏側を鍛えることができます。

動きとしてはヒップ・エクステンションに近いです。鍛えるターゲットも似ています。
異なる点はひざをついて行うのではなく、プランクの状態から脚を上げることです。ヒップ・エクステンションより難しいでしょう。

回数は、10~20回を3セット行いましょう。

 

まとめ

毎月の生理日の管理は、ダイエットだけではなく美容と健康にも役立ちますね。

ストレスを溜め込まずにダイエットをするために生理周期を知ることは、とっても重要なことです。
1ヶ月の中で、ダイエットを頑張る時期、頑張らない時期を考え、無理なくダイエットをすることが大切です。

この記事が気に入ったら いいね!お願いします

最新情報をお届けします

同じタグのついた記事

同じカテゴリの記事